①この記事を書くきっかけ
いきなり、独立研究者の話をする前に、なんで、ボクが独立研究者になりたいのかということからお話ししたい。
実は、ボクは、今、北海道に住んでいる。もともと、パソコン1台で完結する学問だし、実は、ボクの研究室は学生用の研究室がキャンパス内にないのだ。よって、これまでも、これからもリモートで行われていく(だろう)。
そうなると、どこに住んでいても研究ができるという環境が生まれる。ボクは高校2年生の時に旅行した北海道に一目惚れして、以来、予備校講師の仕事をしながら、お金を貯めては北海道に行っていた。年間、5回くらいは行っていた。
修士の時に、全ての授業をとり終わり、博士課程では「履修する」授業がないことがわかった。そこで、指導教授にこんなことを言ってみた。
というわけで、大学院生という身にして、移住する、というある意味で?ちょいと変わった決断をしたわけだ。ちなみに、これによって、研究における人間関係のストレス等は一切なくなった。なにしろ、簡単には仲間には会えないので、一人の時間が多くなる。これによって、研究に没頭できる時間が増えたのだ。それはボクにとっては非常に嬉しいことだった。
しかし、札幌、すごく良い街だ。札幌に行って、行きつけのカフェが2件できたし、温泉にもいくようになった。これまでは、羽田空港に行って、飛行機に乗らないといけなかった札幌がこんなにも日常になったのだ。学部時代に日本津々浦々回ってきたが、こんなにも人の温かい街はなかった。
この環境を捨てたくない。ボクは北海道に住み続けたい。そして、自分のしたい研究を好きなようにしていきたい。あと、好きな時に好きな場所に行けるようになりたい。そうこうしているうちに「独立研究者」という職業があるのがわかった。紆余曲折ありながらも、自分の研究のあり方を見つけて研究している人がいる。その事実を知った。
そこで、ボクの目指すべき方向が決まった。それで書いたのが下のリンクの記事になる。よろしければ、読んでみてくださいね。
https://note.com/vocab_1213/n/n8b8ccbc4ec05
②独立研究者としての課題ー生活費の問題編ー
独立研究者として、上では魅力を語ってきた。ボクは独立研究者として生きていきたいし、その努力は惜しまないつもりだ。しかし、どう考えても、今すぐに解決できない問題がある。それは、生きている我々全員につきまとうものである。そう「お金」の問題だ。
まあ、大学にいても、研究費をどうやって獲得してくるのかという問題がある。むかし、指導教員に「科研費とかそういう『研究費』を取るコツはあるんですか?」と聞いたら「こっちが知りたいくらいだ」とおっしゃっていたのを覚えている。研究費獲得というのは永遠の課題なのかもしれない。
しかし、今回、話したいのは「研究に関する」お金の話ではない。そう、生活費の方だ。独立研究者の人って、どうやって、生活費を工面しているのだろうか?、そういう本があったら、嬉しいな。というか、独立研究者の皆さんはどうやって生活費を工面しているのでしょうか?
例えば、独立研究者と似た(というか、ほぼ同じ意味の言葉)に「独立系研究者」という言葉がある。その独立系研究者の小松正さんは、企業や大学と共同研究契約を結ぶなどして、収益を得ているみたいだ。
研究が次の研究を呼ぶ。研究が次の研究費を呼ぶ。
こうしたことができればいいのだが、残念ながらボクはまだひよっこの研究者。というか、博士課程の「学生」である。査読付きの論文の数は少なくて何しろ、まだまだ「輝かしい実績」には程遠い。
③英語教育を研究しているからこそ
しかし、幸いにも、英語教育を研究しているボクのような人間は、以下のようにして生活費を稼ぐという方法が考えられる。でも、これは研究初期のことであり、やはり、最終的には研究だけで食べていきたいのは事実なのだ。
まあ、こんな道もある。特に、教えるのとブログ等の発信は、英語教育を研究している人にとっては、必要不可欠ではないか。指導現場あっての研究ですからね。
③最後に
まずは、今、全力でやっている、研究と指導を頑張って、もっとnoteの投稿頻度を増やしていこうと思います。今の大学の環境からいって、独立して研究したいと思っている人っているんじゃないかな?、そういう人と一緒に何かできれば嬉しいですね。
あと、できれば独立研究者として生きている人にインタビューもしたいですね。こちらは企画段階ですが、実現できたらいいなということで。
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