組織を離れる時は「後を濁さない」こと

実は、ボクは大学時代に合計20個近いコミュニティに所属してきた。
今は、研究室3つとオンライングループ2つ。
よって、合計5つのコミュニティに所属していることになる。

自分で作ったところもあれば、他者のコミュニティに所属したこともある。
先ほど、数えてみて自分は結構な量のコミュニティに属していたと知った。

さて、そんなボクがコミュニティ運営、所属については気を付けていることが1つある。そして、その1つは結構、気を付けている人が少ないと思っている。しかし、人間としてとても大事なことだと思う。

それは…「去る時に後を濁さない」ということである。

ボクは大学時代に合計で8つの研究室に所属した。
ありがたいことに、慶應のボクのキャンパスは半期ごとに研究室を変えることができて、1学期間に最大3つまで掛け持ちが可能である。

そんな中で、今の研究室に入るまで、研究室を転々としていた。
自分のやりたいことも定まらずに、それはそれで苦労していた。

3つ目の研究室にいるときのことであった。その研究室では人間関係が悪かった。冗談抜きで、毎週、動悸をしながら通っていた。

そのようなことがあったのか、ボクは最後、何も言わずにその研究室を離れたのである。それがきっかけで、キャンパスでその研究室の人にすれ違うのが怖くなり、しばらくキャンパスに通うのが億劫になっていた。

とにかく、後になってじわじわと「申し訳ない」という思いが募った。
あんなことをして、よかったのかな?と(もちろん、ダメである)。
大学に居辛いとまで感じていた(思いすぎかな…)。

それ以来、所属したコミュニティで仮に人間関係のトラブルがあって離れる時も必ず最後は「ありがとう」と仲の良い人にもそれほど仲の良くない人にも言って、別れることにしている。それが自分への処方箋だから。

それに、コミュニティを離れられる方、つまりコミュニティ運営者からするとそのように「何も言わずに、後を濁した人」というのは決して良い気分がしない。案外、記憶に残る。嫌な、記憶が。

そんな思いをさせたくないので、ボクは必ず、研究室やコミュニティをさる時は「ありがとう」とそのグループに伝えることにしている。自分も、相手も気分がよくなるようにするために。

自分も相手も気分の良くなるようなことをしようと思う。
そう、周りを幸せにできない人に、社会を変えるなんて大きなことはできないのだから。

というわけで、メモしておきます。

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