ボクはよく近場で旅をすることが多い。神奈川に住んでいた頃は、よく熱海温泉(静岡県熱海市)によく行っていた。札幌に住んでからは、旭川や定山渓まで日帰り旅をしている日もある。旅をしていると、夜明けに海外線とか、市街地とかをよく走る。「トラベルラン」と呼んでいるのだが、その素晴らしさを今回は伝えたいと思います。
①夜明けを待つような気分
ボクは普段、大学院生をしている。大学院生をしていると、いろいろと論文のアラートを設定することが多い。ボクはかれこれ、毎日、朝起きたら30件くらいの新着論文のアラートメールが来て、朝に一気に読み込んでしまう。しかし、旅をしているときは違っていてボクは一切、メールは見ない。そして、朝起きて、運動着に着替えて、走る。
最低でも、5キロは走るようにしている。毎日のルーティングがやがて大きなものを作ると、かつて、村上春樹さんがどこかの小説で書いていたが、旅をしている時だけは、ルーティンを変えてみる。夜明けに論文を読んでいるのではなく、夜明けに走っているのである。不思議と夜明けを自分から待っているような気分になる。それはとてもいいなあと思う。
ちなみに、北海道に引っ越してから朝型人間になり、これまでの生活リズムが嘘のように変わった。神奈川にいた頃は夜型生活だったのだか。しかし、ボクは朝型があっているようで、移住して健康的になった。
②トラベルランをすることは気分が良い
どこの動画か忘れたけれど、トラベルランをしている時には、脳が活性化すると、脳科学者の方が言っていたような気がする。運動するので、脳が冴える。見たことのない風景を見るので、脳が刺激的になる。などが効果として説明されている。
確かに、ボク自身、トラベルランをしているときは、ストレスというストレスがたまらない。
神奈川の自分の家を走っているときは、空気が悪くて、走っていて呼吸が苦しかった。しかし、同じ神奈川でも、湯河原(熱海から1つ東京寄りに行ったところ)で走ると、気分が良い。それはとても素晴らしいことであると思う。
ちなみに、札幌に移住したのは良いのだが、仕事の関係で、そこまで旅に出られていない(あくまでも『思うように』というレベルであるが)。そういう関係からか、家の周りも知らないことが多いのである。
よって、毎日がトラベルランという状態を味わっているのである。ちなみに、冬用の靴というのが北海道には売っており(?神奈川でも売ってる?)、それで雪道は十分走ることが可能だ。よって、冬でもトラベルランは可能なのである。ちなみに、ボクは札幌に引っ越してから、地下鉄3駅分を走っている。
③ストレスを消して、作業しよう!
ボクは作業に必要のないストレスはなるべく排除して生きていきたいです。例えば、ボクは修士課程の学生であり、修士論文を書くことが本業の用になっています。ならば、なるべく不安を排除して、修士論文を書いて、たまに旅に行きたいのです。
正直、スマホさえあればどこに行ってもー満員の地下鉄南北線の中でも、中島公園のベンチでもー修士論文を書くことが可能です。そういうユビキタスの環境って好きです。札幌に引っ越して、その時にスマホを機種変更して、スマホの素晴らしさをあらためて体験した。
もう一つ。ボクは博士課程まで進学するつもりでいるが、お金の工面が不安だった。仮に俺は博士号をとって、修了した次の日には何をしているのか?と思うと、不安で不安で仕方なかった。
しかし、考えてみると、ボクには英語・プログラミングといういろいろな武器があるので、食いっぱぐれることはないなと思った。英語は会議通訳ができるくらいにはあるし、プログラミングは…今後とも頑張ります笑笑。ちなみに、これは移住者がよく口にするのだが「移住する前って自分を見つめ直すきっかけになる」のだとか。
まとめ
以上になります。トラベルランというか、自分の身の上話でしたねえ笑。でも、本当にトラベルランはおすすめです。本当に素晴らしい。本当に最高ですよ!移住して幸せを感じることが多いですね。旅先で走りたいです。ちなみに今度はどこかで、村上春樹さんの「走る時について語るときに僕の語ること」という作品の紹介でもしてみたいと思います。これ、原題が、ジョージ・オーウェルだったかな、誰かの小説です。まあ、その紹介も、いずれ。
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